SPEED上原多香子 4年ぶりステージ 自虐ネタ連発で涙 今井絵理子も来場

 SPEEDの上原多香子(39)が13日、東京・中目黒のキンケロ・シアターで開催中の舞台「GOHCAGO~御加護~」(18日まで同所で)に日替わりゲストとして出演した。18年9月に再婚して以来、初となる約4年ぶりのステージで、お笑いタレント・ヒロシのネタをパロディーし、爆笑をさらった。

 会場には参議院選挙に当選したばかりの今井絵理子も来場。かねてファンだった主宰のパフォーマンス集団「junkiesista×junkiebros.」から声をかけられての復帰作に、上原は“罪人”として登場した。

 ロングのさらさらヘアーと変わらぬ美貌に大きな拍手が起こり、共演者たちも浮き足だった雰囲気。お代官様の前で和装を脱いで黒スーツ姿に変身し、ヒロシおなじみの「ガラスの部屋」のBGMに乗せて自虐ネタを連発した。

 「タカコです。すでにここに立っていることを後悔してます」「タカコです。今まで経験したことのない脇汗をかいてます」「タカコです。エリコです。ヒロコです。ヒトエです。言ってみただけです」「タカコです。上原多香子、何してるの?って思った方。私も同じ思いです」と会場を不思議な空気感で包み、BGMが止むと「この劇場を出たら、私のことだけ忘れて下さい」と嘆願した。

 エンディングではjunkiesista・林希の涙にもらい泣き。なぜヒロシをネタにしたのか聞かれ「ある日、夜中に『ヒロシだ!』と思ってネタを書きました。ベッドの中でネタを何十個も出して、電車でもぶつぶつ言って、1カ月ずっと変な人でした。こうやって舞台に立てて、幸せです」と感無量の面持ちだった。

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