モデルでタレントの佐藤かよ（３３）が１１日、フジテレビ系「ポップＵＰ！」にＶＴＲ出演。韓国風美女に大変身した姿を披露した。

　佐藤はブレークしていた２０歳だった２０１０年ごろとはガラリと雰囲気が違う大人っぽい美女になっていた。「一応、顔は課金とかしなかったんで、ナチュラル」と、独特の表現で整形手術による変身を否定。「美肌の治療とかクリニック通ったりとかはありましたけど、骨を削ったりとか、切ったりとか、そういうことはしてないので」と重ねて強調。「髪の毛とかかな？やっぱりメイクが大きいですね」と、韓国で覚えたメイクが理由と明かした。

　２００８年ごろからモデルの仕事を始めた佐藤は、１０年にトランスジェンダーを公表。その後はバラエティーに引っ張りだこになるなど活躍したが、「人に嫌われることを怖がっていた」と次第に芸能活動から距離を置くようになったという。その後、３０歳を機に韓国に移住し、ゲーム配信の仕事に携わったが、新型コロナウイルスの影響で日本へ帰国。現在は化粧品のプロデューサーとして、コスメブランドを立ち上げたことを明かした。

　トランスジェンダーで生きていく中で自分に自信がなかったという佐藤だが、「『もっと自分を好きになって自信を持たなきゃ』って思った時のきっかけになったのがコスメであったり、美容」とメイクによって自分自身が変わったと明かした。その助けられたメイクで「いろんな人の変わるきっかけを何かお手伝いできたらなあって思って」と抱負を語っていた。

　佐藤は１０日に自身のインスタグラムを更新。自身がプロデュースする美容液のＨＰ撮影の時の写真を投稿。「お祝いのお花とケーキをチームが準備してくだったの嬉しい」と、笑顔を見せていた。