中野昭慶氏が死去 86歳、敗血症 ゴジラ対ヘドラ」「日本沈没」などで特殊技術の監督

 中野 昭慶氏(なかの・てるよし=特技監督)6月27日、敗血症のため死去、86歳。旧満州(現中国東北部)生まれ。葬儀は家族で行った。

 終戦後の46年に日本に引き揚げた。日大卒業後、59年に東宝入社。東宝で特撮映画を手がけていた円谷英二監督の下で技術を学び、69年「クレージーの大爆発」で特殊技術の監督としてデビュー。「ゴジラ対ヘドラ」「日本沈没」「人間革命」「ノストラダムスの大予言」「エスパイ」などの映画で特技監督を務め、東映でも「二百三高地」「大日本帝国」などを手がけた。

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