肺血栓塞栓症で一時入院していたアイドルが活動再開
ハロー!プロジェクトの12人組アイドル・つばきファクトリーのメンバーで、5月末から肺血栓塞栓(そくせん)症のため休養していた岸本ゆめのが活動を再開することが27日、分かった。ハロプロの公式サイトで文書で発表された。
岸本は医師から経過良好と診断され、加療は継続しながら「症状を認めない範囲」で体を動かすことを許可されたという。29日に川崎市「CLUB CITTA’」で行われる、つばきファクトリーの新曲「アドレナリン・ダメ/弱さじゃないよ、恋は/アイドル天職音頭」(同日発売)のイベントに出演。活動再開が決定した。
岸本は27日に自身のブログを更新し、一時入院していたことを報告。「状態はだいぶ良くなり、無理のない運動の許可が出ました。活動を再開します!!いくつかのライブやイベントをお休みしたり、ご心配をおかけした事、改めてごめんなさい。」と謝罪とともに活動再開を宣言した。休養直前には念願の写真集発売も公表しており、インスタグラムにはオフショットも掲載。健康的なボディーを見せていただけに、ファンも心配していたが、ひと安心となった。
肺血栓塞栓症は、肺動脈が塞栓子と呼ばれる物質によって血栓ができる病気。肺の血流が落ち、酸素が肺から供給されなくなる。呼吸困難や息切れ、胸の痛み、動悸(どうき)、足のむくみなどの症状が見られ、重症化すると、気を失うこともある。「エコノミークラス症候群」もこの病気のひとつ。