女子プロレスラー、ジャガー横田の夫で、医師の木下博勝氏が１６日、ＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「ジャガー横田ファミリーチャンネル」に新規動画を投稿。週刊文春の記事に対する名誉毀損（きそん）裁判で「勝訴」（※６月１０日のインスタグラム）したことについて、改めて報告した。

　木下氏は、セクハラ疑惑などを報じた文春オンラインの記事（２０１９年１２月）で名誉を傷つけられたとして、文藝春秋などに１１００万円の損害賠償などを求めて提訴。今月１０日、東京地裁で名誉毀損の成立を認め１１０万円の支払いを命じた判決が出た。

　この日は「【顧問弁護士緊急出演！】文春裁判の勝因を徹底解説！！」と題し、弁護団の１人、武藤行輝弁護士との動画を投稿。裁判について「２年半かかった。（中略）やっぱり世間の人から疑われ続けてる感じ（はつらかった）」と木下氏。武藤弁護士は、判決について「（裁判所は）記事の内容が真実ではない、取材が極めてずさん、と（認めた）」と説明した。

　木下氏は週刊文春が嫌いなわけではない、と断った上で「週刊文春が１００％全部正しいわけではない、中には被害にあっている人もいる、ということを声を大にして伝えたい」と訴えた。