シンガー・ソングライターの大黒摩季（５２）が１日、地元の北海道・札幌市のカナモトホールで、全国４７都道府県を回るデビュー３０周年ツアーをスタートさせた。大黒が全都道府県ツアーを敢行するのは、２度目。２０１６年、６年間に及ぶ子宮腺筋症や卵巣嚢腫など病気療養からの復帰を札幌で果たし、全国を行脚。今回も同様に１年かけて、６０本近いライブで感謝を返す。

　ステージでは「ら・ら・ら」など全２３曲のヒットパレードを畳みかけ「ここで生まれて、ここで音楽を見つけて、ここで練習して、そして上京して、バックコーラスをやって、３０年がスタートしました。３０周年がまたここから始まります。すべての始まりは、ホーム札幌です」と愛を叫んだ。