２５日に放送されたＮＨＫ「あさイチ」では、冒頭、北朝鮮のミサイル関連のニュースが入り、朝ドラ受けは行われなかったため、ネットは残念がる声も上がった。

　この日の朝ドラ「ちむどんどん」では、兄・賢秀（竜星涼）が、妹・良子（川口春奈）の婚約の話を聞き、婚約者の父・銀蔵（不破万作）を呼び出し良子につきまとっている男がいると忠告する。驚く銀蔵だが、これに賢秀は「結論から言うと手切れ金を用意して」と言い出す。

　幾ら用意すれば？という銀蔵に「１０万円」と言い「とにかく金に汚いヤロウで」「花嫁の兄として責任を持って片付けて金吾君と良子の結婚を上等に進めます」と口八丁で丸め込む。１０万円は立て替えるので、両家顔あわせの時に持ってくるように銀蔵に伝え、その場を去ろうとすると、銀蔵は「（つきまとっている）男の名前は？」と質問。もちろん知らない賢秀は「…中村？」と適当なことを言う。

　朝ドラ受けでは、常に兄に厳しい言葉を投げかけてきた華丸大吉だけに、この兄の行為をどう思ったのかは察しがつくが、この日は北朝鮮のミサイルのニュースが冒頭に入り、通常の朝ドラ受けは行われなかった。

　ネットでは「朝ドラ受けが精神安定剤と実感」「朝ドラ受けがないとイライラが解消しないまま一日を過ごすことになる」「３人の朝ドラ受け見て、うんうん頷くまでが朝ドラ」と残念がる声がある一方、「あさイチの皆さん、無理して朝ドラ受けしなくていいですよ」「さすがに手切れ金は不愉快というレベルを超えていた。今日は朝ドラ受けがなくてよかった」など、華丸大吉を気遣う声も上がっていた。