菅田将暉 「鎌倉殿」義経最期に「ただただ純粋に兄上のことが好きなんだな」

 平泉に源義経(右=菅田将暉)を訪ねた北条義時(小栗旬)
 語り合う源義経(中=菅田将暉)と武蔵坊弁慶(右=佳久創)、2人を見つめる北条義時(小栗旬)
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 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第20回が22日、放送され、菅田将暉演じる源義経の最期が描かれた。撮影を終えた菅田がNHKを通じ、コメントを寄せた。【全文】

◆義経の最期のシーンを演じて◆

 演じていても思ったんですけど、義経のセリフの通り、壇ノ浦で平家を滅ぼした瞬間から、何かぽっかり空いている感じがずっとありました。そこからの義経は、生きてはいるんだけど、亡霊のように、のめりこむもの、目標みたいなものがなく生きていたようでした。いろんな思いがありますが、今日演じた感じだと、何かほっとしているようなところもあると思います。今日、最後に思ったのが「これで兄上(頼朝)とのいざこざが終わるな」という、そんな気持ちでした。

◆兄・頼朝との関係について◆

 第14回ぐらいから、義経は頼朝に会っていないんですよね。そこがやっぱり一番楽しみな部分じゃないですか。「悲しい話だけど、頼朝・義経をどう描くんだろう」って視聴者目線で見たときに、この2人の“仲たがい感”の描かれ方は千差万別で、いろんな見せ方があるけれど、でもどんな描かれ方でも、義経はただただ純粋に兄上のことが好きなんだな、っていうのだけは共通していると思いました。そこは最後までできてよかったと思います。そこにただ悲しさだけじゃなくていろいろな笑いも入ってくるし、リアルな「なんでこんなことになっちゃうかなぁ」っていうのを最初に持ってきて、ちゃんと最後の里(三浦透子)とのところまで繋げてくる三谷幸喜さんはすごいなと思いました。

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