みちょぱ、日本の安全保障「大丈夫かな」中国の横須賀想定軍事訓練に不安

 タレントでモデルのみちょぱこと池田美優が22日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演し、日本の安全保障について「大丈夫かな」と心配する声をあげた。

 バイデン米大統領の来日に当たり、日本の安全保障などについてトーク。イェール大学助教授で経済学者の成田悠輔氏が「『日本が侵略されたり攻撃されたりすることなんてないんじゃない』って思ってる日本人ってすごい多いと思うんですよ」と海外から見た印象を語った。さらに、防衛研究所の防衛政策研究室長・高橋杉雄氏に対して「そう思ってる人に、いかに日本の国防があぶない状態にあるかっていうのが伝わる、みたいなエピソードとかデータとかっておありになったりされますか」と問いかけた。

 高橋氏は「情報を知らせたらっていうと何かプロパガンダみたいになっちゃうんで」とあおり過ぎにならないように前置き。朝鮮半島、台湾海峡、南シナ海などを例に「紛争要因がある」と指摘した。周辺国である米、中、韓国、ロシア、北朝鮮それぞれが「巨大な軍事力」を保有しているため「ウクライナ戦争があろうとなかろうと、世界で最も危険な地域であるということは事実」と説明。「われわれ、慣れちゃってるんですね」と日本人が現実を知っているが理解していないと指摘した。

 高橋氏は中国の軍事演習について「グーグルマップ」で見ることができると例示。ゴビ砂漠の近くに、神奈川・横須賀の米軍基地と同じ形、大きさの標的を造り、訓練・実験などを行っていると伝えた。

 高橋氏の説明を聞いたみちょぱは「大丈夫なのかなっていう心配が多い」と不安な表情。「日本は守られるんじゃないのって思っちゃう」と正直な思いを語った。

 高橋氏は「そもそも日米安全保障条約っていうのは『日本が外国に攻められた時は、日本とアメリカで共闘対処しましょう』っていう条約。アメリカが一方的に日本を守ってくれるとか、アメリカが日本の代わりに戦ってくれるということではないんです。あくまで日本は日本として戦うし、それをアメリカは助けてくれるっていうことなんですね」と解説。日本人も当事者意識が必要と説いた。

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