鳩山由紀夫氏、麻生氏の北海道侵攻発言に苦言「北海道にミサイル置く意味ない」

 鳩山由紀夫元首相が21日、自身のツイッターを更新し、自民党・麻生太郎副総裁がロシアによる北海道への侵攻の可能性を示唆したとする発言に苦言を呈した。

 鳩山氏は「麻生太郎氏がロシアは西には行くが東に行かないと言う保証はないと述べて、北海道の侵攻を示唆した」と麻生氏の発言を問題視。危機をあおるかのような発言に「考えて欲しい。ロシアが日本を攻撃する可能性は米ロ戦争が本格化した時だ」と、ロシアが米との全面戦争を決断しない限り、北海道へ侵攻することはありえないと指摘した。

 万が一、そうした状況になった場合について、「その時は嘉手納、横須賀などの米軍基地が狙われる。北海道にミサイルを置いても何の意味もない」と、北海道防衛だけでは解決することではないとし、「米ロを戦わせてはならない」と全面戦争になるような状況を断固として避けるべきと訴えた。

 麻生氏は、4月23日の札幌市内での講演や、今月18日の都内で行われた岸田派のパーティーで、ウクライナ侵攻を続けるロシアについて「ロシアの隣には北海道がある。西の方に攻めて、東に攻めない保証なんかない」などと発言していた。

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