小倉美咲さん死亡と判断 山梨・道志村山中で発見 肩甲骨のDNA型が一致
山梨県警は14日、道志村の山中で見つかった肩甲骨のDNA型が、2019年9月に家族でオートキャンプ場を訪れて行方不明になった千葉県成田市の小倉美咲さんと一致したと明らかにした。山梨県警は美咲さんが死亡していると判断。不明当時は小学1年で7歳だった。
県警によると、捜索ボランティアをしていた男性が4月23日、山道脇で人の骨のようなものを発見。同26日に県警の司法解剖で、人骨で頭の一部と判明した。個人は特定されなかったが、5月12日、ミトコンドリアDNA型の鑑定で「親族関係に矛盾なし」の結果が明らかになった。
美咲さんが行方不明となってから2年半、母とも子さん(39)はビラの配布やSNSを通じ、情報の提供を呼びかけてきた。中傷を受けたこともあり、心身ともに疲弊しても「必ず会える」と信じ、捜し続けてきた母の願いはかなわなかった。
美咲さんが不明になった直後はショックで不登校になっていた姉(12)は学校に通うようになり、とも子さんを気遣ってくれる存在に成長。とも子さんは「特別なことは何も望んでいない。美咲が戻ってきて普通の生活をしたい」と何度も繰り返していた。
頭の一部の発見場所は、美咲さんが行方不明になったキャンプ場から東に約600メートル。県警は付近の捜索を続け、枯れた沢沿いで運動靴の両足のほか、肩甲骨も見つけ、鑑定していた。
