ホリプロ前会長・小田信吾さん 死去 急性心不全 百恵さん、和田アキ子ら育ての親
大手芸能事務所の「ホリプロ」の前会長、小田信吾(おだ・しんご)さんが4月30日に急性心不全のため死去していたことが9日、分かった。83歳。三重県出身。同社がこの日、発表した。葬儀は家族のみで執り行った。後日、お別れの会を予定している。
同志社大学卒業後、1968年にホリプロダクション(現ホリプロ)に入社。和田アキ子、山口百恵さんらの育ての親で、創業者の堀威夫氏と共に同社を大きく成長させた。
84年に威夫氏の後を継いで社長に就任。2002年に社長職を現社長の堀義貴氏に譲り会長に就任。同年、東証一部上場を果たすなど、同社の組織的発展に大きく貢献した。10年からは最高顧問としてホリプロを支え、20年6月に退任した。
