大串有希 創意工夫で“陰キャ”体現 舞台「フラガール-」映画版でしずちゃん演じた役

 笑顔でフラダンスを披露する大串有希(撮影・棚橋慶太)
 笑顔でフラダンスを披露する大串有希(撮影・棚橋慶太)
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 女優・大串有希(24)が14日開幕の舞台「フラガール-dance for smile-」(東京・新国立劇場 中劇場)に、2年連続で出演する。

 昭和40年代、福島の炭鉱の町に持ち上がった、常磐ハワイアンセンター建設計画の実話を元にした物語。2006年に日本アカデミー賞最優秀作品賞に輝いた、名作映画の舞台版だ。昨年に続く再演となり、3人しかいない続投キャストの1人に選ばれた。

 配役は変わり、今回任されたのは熊野小百合役。映画版では南海キャンディーズ・しずちゃんが演じて、女優として高い評価を受けた。人とのコミュニケーションが苦手で、内気な少女という役どころ。しずちゃんの印象から大柄なイメージも残る役だが、あえて体重増量による役作りは選ばなかった。

 「しずちゃん独特の声の質は、自分には無理でしょうけど、それもお芝居の世界のいいところ。最初は体形を大きくしようとも考えましたが、違うアプローチができるチャンスだと思いました」。166センチの身長を少し猫背にするなどの工夫を凝らして、“陰キャ”を体現しようと考えている。

 現在は舞台が主戦場だが、映画やテレビにも興味を示す。「稽古で皆が持ち寄ったものが合わさった時のパワーが好き。今は舞台の見せ方を習得してますが、映像の細かい表現もしてみたいです。舞台より時間がない中でパンパンと撮っていくので、対応力を身につけて」。ステップアップへの課題は自覚。ひとつずつ、クリアしていく。

 ◆大串有希(おおぐし・ゆうき) 1997年8月4日生まれ。大阪府出身。中学3年のときに受けたオーディションをきっかけに、2014年の「科捜研の女13」で女優デビュー。19年にat THEATRE演劇祭でグランプリ受賞。主な出演作は、舞台「Farce(道化師)」、「修羅雪姫」、Amazon Prime Video「ホットママ」など。

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