お笑いタレントで日本人最多２６個のギネス世界記録保持者のチェリー吉武が２日、大阪・読売テレビ「朝生ワイドす・またん！」内の企画「イマコレＭＩＴＥＮＡ」（１３日放送）で「１分間で最も多く投げらた水風船を口でキャッチして割る」に挑戦。参考記録ながら、自身の持つギネス記録２０個を大幅に上回る２８個に成功した。

　「３０秒で最も多く、くるみをお尻で潰した数」（７８個）をはじめ、妻のたんぽぽ・白鳥久美子と作り上げた「１分間に最も多く相手の顔にキスした回数」（２７７回）など、２６個のギネス記録を誇り、海外では「ミスター・チェリー」として人気を誇る。イギリスのＢＢＣにもかつてレギュラー出演していたこともある。「日本でいえばＥテレの子ども番組。歌や体操のお兄さんというより、ガチャピンのような存在」と笑う。アメリカの学校の教材にも採用されたほど。

　だが海外での人気に比べ、日本での知名度は「単純に面白くないのか人気がない。逆輸入されるには、もっと海外で爪痕を残さないと」と意気込む。「お笑い芸人なんで、楽しい記録を作りたい」と今後も新たな記録作りに挑む。昨年８月、念願の第１子長女も誕生したことから「奥さんと子どもの３人で挑戦できるギネスの競技を考えたい」と笑顔を見せていた。