西島秀俊、斎藤工ら明かした ウルトラな撮影法 「シン・ウルトラマン」完成報告会

 企画・脚本の庵野秀明氏や樋口真嗣監督ら映画「シン・ゴジラ」組が再集結した映画「シン・ウルトラマン」(13日公開)の完成報告会が2日、都内で行われ、主演の斎藤工(40)らがウルトラな撮影方法を明かした。

 巨大生物と戦う「禍特対」の班長役を演じた西島秀俊(51)は「カメラはスマホだけで6台くらいあって、記録さんが何をどう記録していたか分からない。最先端の撮影現場にいるんだなと毎日楽しくてしょうがなかった」と証言した。

 時にキャストがスマホ片手に撮影しながら演じるなど全17台のカメラが使用されたという。極めて異例となる撮影しながらの演技を求められた斎藤は「初めてでした。演じることと撮影行為で2層になっている」と難しさを口にしたが、プロ集団による斬新な画角の映像が、本作を特別なものにしている。

 映画は2019年に撮影され、21年初夏公開予定も、コロナ禍で延期されていた。

 ウルトラマンに変身する主人公・神永新二役の斎藤は、脚本を手に取った当時を「分厚い台本に書かれた因数分解みたいな複雑かつ壮大で想像がつかないような物語だった。魔法の辞典のような気もしました」と回想。

 ポストプロダクションに時間を割き、4月末に完成したばかりの作品をこの日、初鑑賞し「(延期は)こだわり抜くために必要な時間で全てが必然だったんだなと思いました」とうなずいた。

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