役所広司 妻役の松たか子の包容力に感謝「二人のシーンができあがった」
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俳優の役所広司(66)が2日、都内で、主演映画「峠 最後のサムライ」(6月17日公開)の完成披露試写会に出席。3度の延期を経て、完成披露を迎えたことを共演の松たか子(44)と喜んだ。
司馬遼太郎さんの長編小説「峠」を初映画化。越後長岡藩家老の河井継之助を演じた役所は「シナリオを読んだらセリフが膨大で、このセリフと立ち向かっていくことが今回の役割と思っていました」と撮影を振り返った。
妻役を演じた松について「華のある女優さんだとその頃(松が20歳くらいの頃)から見続けてきて、久々にお会いして、女性、お母さん、妻としても豊かになっていく感じがして、松さんの包容力で二人のシーンは出来上がった」と感謝した。
これに松は「本当にもったいない言葉。こちら(役所の方)を見られません」と首を横に振って謙遜。夫役の役所へ「果たして(演じて)良いんだろうかと思っていた自分を包んでいただいた。幸せな現場でした」とお礼を伝えていた。