宝塚歌劇108期が初舞台!首席の茉莉那、約5分のラインダンスは「体感10秒」

 宝塚歌劇団108期生38人が23日、兵庫・宝塚大劇場で行われた星組公演「めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人-/Gran Cantante!!」で初舞台を踏んだ。108期生は芝居前に黒紋付きに緑の袴姿で口上を行い、ショーの中で恒例のラインダンスを披露した。

 初日の口上は、首席入団の茉莉那ふみ(まりな・ふみ)、彩姫みみ(あやひめ・みみ)、花海凛(はなみ・りん)の成績上位の3人。黒紋付きに緑の袴姿で「私たち108期生は、この栄えある舞台に立たせて頂きました」と朗々と述べた。

 ラインダンスは約5分。サフランの花をイメージした白い衣装に身を包み、笑顔で足を上げ続けた。茉莉那は「ずっとずっと動いているので、体感は本当に10秒ほど。あっという間」と全力のダンスを振り返った。

 彩姫は「同期と全員と一緒にいられるのも、この公演が最後。一日一日を励んで参りたいと思います」と最初で最後の同期全員での舞台をかみしめた。花海は「劇場のすごさに吸い込まれそうになってしまうことがあって、客席の圧に負けないように頑張りたいなと思っています」と初々しい様子を見せていた。

 5月30日まで。

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