「カムカム」番組最高更新の19・7%で有終 スピンオフ企画は「予定ない」

 NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の最終回が8日に放送され、平均世帯視聴率が番組最高の19・7%(個人全体視聴率11・2%)だったことが11日、分かった。

 女優の上白石萌音(24)、深津絵里(49)、川栄李奈(27)と、朝ドラ史上初めて3人がヒロインを務め、昭和から令和にかけての100年が描かれた家族の物語。

 最終回では、制作統括の堀之内礼二郎氏が「あれはどうなっているんだと思っていたようなことが、次々と明かされていく」と話していたように、おはぎの「たちばな」の謎や、桃太郎(青木柚)と花菜(小野花梨)、モモケン(尾上菊之助)とすみれ(安達祐実)の結婚が描かれるなど、幸せな伏線が次々と回収されていった。

 昨年11月1日に、平均世帯視聴率16・4%でスタートした番組は、3月17日の放送で19・5%を記録。最後まで20%の大台を超えることはなかったが、ネットを中心に物語の考察が話題になるなど、尻上がりに人気を博していった。

 なお、スピンオフ企画などについて、堀之内氏は「予定はありません。物語の続きはそれぞれのご覧になってくださった方の人生が続き。その先はみなさんにバトンを渡しています、という思いを込めています」と話している。(数字は関東地区、ビデオリサーチ日報調べ)

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