大阪・関西万博の公式キャラ決定 ロゴマークに手足、目玉5つ

最優秀作品「候補C」を発表する(左から)石毛事務総長、若宮日本国際博覧会協会担当大臣、松本幸四郎=東京プリンスホテル(撮影・佐藤厚)
最優秀作品「候補C」
最優秀作品「候補C」を中央に記念撮影する(左から)中川翔子、松本幸四郎、石毛事務総長、最優秀作品作者・山下浩平氏、原研哉座長、優秀作品作者・橋本浩彰氏、同・吉崎るみ氏=東京プリンスホテル(撮影・佐藤厚)
3枚

 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)で公募されていた公式キャラクターデザインの最優秀作品が22日、都内で発表され、

デザインレーベル「mountain mountain」の候補Cが選ばれた。記者会見にはアンバサダーを務めた歌舞伎俳優の松本幸四郎(49)、選考委員を務めたタレントの中川翔子(36)らが出席した。

 同レーベルはデザイナー、絵本作家の山下浩平さん(51)が代表で、候補Cは山下さんがデザイン。山下さんは神戸育ち、大阪芸術大卒業で「30歳くらいまで関西で生活していた」といい、「全く夢にも思いませんでした。私のゆかりある、家族もいたりする関西での万博に関わらせていただき、本当にうれしく思います」と喜んだ。

 昨年11月1日~12月1日に公募し、1898点の応募があった。日本国際博覧会協会は今月2日、最終候補3作品を発表。いずれも赤い円形が輪のように連なる細胞をイメージしたロゴマークを取り入れたデザインで、山下さんの候補Cは水の都・大阪を意識し「水と一緒になることで姿を変えられることがコンセプト」だった。目玉が5つのロゴに手足が生えたようなキャラクター。

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