吉村知事が公表 大阪で感染経路不明のオミクロン亜種が3例判明「新たなリスク」

 大阪府の吉村洋文知事が22日、大阪府庁で会見。新型コロナウイルスのオミクロン亜種「BA・2」について、大阪で感染経路不明の感染が3例判明したと明かした。

 吉村知事は「ゲノム解析の結果、2月16、17、18日の3日間、それぞれ1例ずつ、感染経路がわからないオミクロン亜種『BA・2』の確認がされている」とした上で、「また、海外渡航歴があり、感染経路が明らかな方は別に合計10例、第6波で確認されている」と公表。今後、毎週水曜日にデータを発表する意向を示した。

 今回は3000件の検査で判明したものとし、「オミクロン亜種が感染拡大に寄与している状況ではないと思うが、今後の新たなリスクとして認識しなければならないと思っている」とした。

 また、「きょう(22日)の(コロナ)新規感染者は1万900人前後になる。先週が(約)1万2600人だったので、感染拡大は少しずつ抑えている傾向にあるが、新たなオミクロン亜種の市中感染もあると府民の皆さんにお伝えしたい」と呼びかけた。

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