中村鷹之資がコロナ感染 歌舞伎座「二月大歌舞伎」を当面休演 代役立てず演出変更

 松竹は14日、歌舞伎俳優・中村鷹之資が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。

 東京・歌舞伎座「二月大歌舞伎」の第1部『石橋』(しゃっきょう)の獅子の精(ししのせい)に出演している鷹之資は、体調不良の諸症状が出たため、13日を休演し、PCR検査を実施したところ、陽性と確認されたという。

 鷹之資は当面の間、休演し、『石橋』は代役を立てず一部演出を変更して上演するという。鷹之資は健康状態の経過観察を行うとともに、保健所の判断に従い、随時、必要な対応をするとした。松竹の調査で濃厚接触の該当者はいなかったという。

 なお、劇場内の該当箇所等の消毒を実施し、客席への影響はないことも確認したとし、各部の公演は、予定通り上演する。

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