21年度映画概況発表 邦画復調 45.5億嵐ライブ筆頭に ジャニーズ映画が存在感

 日本映画製作者連盟(映連)は25日、2021年度の映画概況を発表した。年間興行収入1位のアニメ「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が102・8億円と大台を超えるなど邦画が復調。45・5億円で実写1位となった嵐初のライブフィルム「ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”」(公開中)を筆頭にジャニーズ映画が勢いを見せた。

 「ARASHI-」や21・4億円の「滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie」などを配給した松竹の迫本淳一社長は「昨年度は歴代4位の成績をあげることができました。特に『ARASHI-』は実写映画1位です」と感謝。ジャニーズの主演作では「マスカレード・ナイト」(38・1億)や「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」(14・2億)なども存在感を発揮した。

 興収全体では、コロナ禍で現行の統計方法が始まった00年以降、最低の数字となった20年度から前年比113%の1618・9億円と復調。だが、過去最高だった19年度との対比では62%と依然厳しい状況で歴代ワースト2位の記録となった。

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