元ＭＢＳでフリーの豊崎由里絵が２４日、ＴＢＳ系「１００％アピールちゃん」で、保育士資格を取得していたことを明かした。

　豊崎は１７年に社内恋愛で結婚。夫は「合コンの帝王」などとも評されていたほどモテる男性だったが、豊崎との結婚前に悪性リンパ腫という血液のがんに侵されたという。

　それを新幹線車内で電話で聞いたという豊崎は「ステージ２の後期。それ以来新幹線も怖くなって。新幹線に乗っている間中、ずっと涙が出る。ちょっと病院に行ってみようと行ったら、自律神経失調症だった」と振り返った。

　それでも結婚に不安はなかったという。「私にはその人が必要だったと思ったから」とキッパリ。そして１７年に結婚し、１８年で産休を取り長男を出産。わずか２カ月半で復帰するも、その７カ月後に退社した。

　退社理由について「会社が働きにくいんじゃなく、社会の話。私のマインドの話」と前置きした上で「夫は飲み会に行く。子どもが生まれても。私は行かなくって、夫と話し合ったら『行ったらええ』と。そうじゃない。私が飲み会に行こうと思ったらめちゃめちゃ準備して。そういうことじゃなく、『今日いかない？』とフラッと行けるその身軽さが羨ましかった」と説明。

　子どもが熱を出しても、「夫は帰らせて下さいとは言わない。それでまた私か…と思ったら平等を求めるのが正しいのかと。どっちかが働き方を変えたほうがうまくいくと思った」とも語った。

　また「ママになったね、と言われるのがすごい嫌だった。バリバリ働ける私じゃない、かつての魅力はないんですねって全部後ろ向きにとらえていた」という精神状態になり退社を決意。

　その後、一念発起し、保育士の資格を取得。「保育所を探した時に、しっくりくる保育所がなかった」といい「もっと遠くの夢で、いつか保育園を経営したい」と、将来の夢も語っていた。