お笑いコンビ・センリーズのきたしろが１７日、大阪市内で行われた「Ｒ－１グランプリ２０２２」２回戦に出場。ハロウイーンで事故に遭ったネタで笑わせ、準々決勝進出を決めた。

　１０日の「第７回上方漫才協会大賞」で発表された「よしもと漫才劇場　オシャレ＆ダサい芸人ランキング２０２１」のオシャレ芸人１位に輝いた。昨年５位からの頂点だったが、「正直びっくり。１００％、１位ではないと思っていた」と首をかしげた。「正直、めっちゃ（デキが）良かった」というこの日のネタは、多くの女性から笑いが起きた。それでも、オシャレと人気を結びつける声を「僕にファンはいない」と謙そんしつつ否定した。

　「オシャレ」と言われることは３、４年前からあったという。この日の私服のポイントを聞かれると、「柄がピカソの絵の上着。１万５０００円ぐらいで（上下の）トータル３万円ぐらい。普段から色使いは気にしていて、紫が好き」と明かした。

　自身がオシャレと思う芸人にはコウテイ・九条ジョー（２位）、黒帯・てらうち（３位）、ヘンダーソン・中村フー（１３位）、ジソンシン・酒井孝太（２１位）を挙げ、「酒井さんはむちゃくちゃオシャレ。（２１位の順位に）僕の方が納得いってない」と注文。ダサい芸人２位だった相方・テコンドー近藤についても「オシャレやと思う」とフォローした。

　最後まで自身の１位を不思議がったきたしろだが、連続１位への思いは「あります」と告白。オシャレ芸人の座キープのためにも、Ｒ－１でしっかりアピールする。