ＮＭＢ４８の上西怜（２０）、安部若菜（２０）、山本望叶（１９）ら新成人を迎えた９人のメンバーが１０日、大阪市の大阪天満宮で行われた成人式記念撮影会に出席した。午前１０時開始の式に備え、早いメンバーは午前６時に入って艶やかな振り袖を着付け、髪を整えた。

　２月２３日発売のシングル（タイトル未定）で卒業発表した梅山恋和（１８）とダブルセンターを務める上西は、この日も中央に立ち「２０歳になり、一つの節目を迎え、大人の階段を一つ上りました。今まで以上に一つ一つの行動に責任を持ち、立派な大人になれるように、そして、一人一人がそれぞれの道でＮＭＢ４８を引っ張っていけるようにまだまだ成長して行きたいと思います」と代表してあいさつした。

　祈とうの際について「（新曲で）初めてセンターに立たせていただけることが決まったので、そのヒット祈願をした」と告白。今年の目標を聞かれると「アニメが好きなので声優さんを経験できたら」と思いを明かした。解禁になったお酒には「メンバーと一緒に飲んだりしている。お酒デビューは家族と。味はジュースみたいでおいしかったです」と振り返った。

　「Ｒ－１グランプリ」に挑戦し、７日に１回戦をクリアした安部は「来週、２回戦があるので突破できるように」といい、２０歳の目標については「２０歳より上の年齢に見られることが多いので、若返りを目指したい」と笑わせた。

　昨年１１月の１１周年コンサートで目標としてセンター、ファッション誌の専属モデルを掲げた山本は「親孝行したい」とし、「みんなを幸せにすることが今の願い」とした。

　南羽諒（みなみ・はあさ、２０）は「大人なので、１人でも行動してっていう力をつけたい。その一つとして、無人島生活を行いたい。１人でもちゃんと生きて行けるよというのを、親への感謝の気持ちを込めて行動で見せていきたい」と珍発言。関係者は「何も決まっていない」とした。

　元日にお披露目されたばかりの８期生から岡山出身の桜田彩叶（１９）、京都出身の松野美桜（２０）が参加した。桜田は「周りの人たちに支えられて２０歳になれてすごくうれしいなと、ありがたいなと思っていて、お世話になった人たちに恩返ししたい」と初々しく話し、メンバーとしては研究生から正規メンバーへの昇格を目指すとした。

　ほかに折坂心春（１９）、出口結菜（２０）、卒業が決まっている山崎亜美瑠（２０）が出席した。