日本のドラマを代表する３枠のイベントが同日激突だ。９日、この日スタートしたＮＨＫ大河ドラマ「鎌倉殿の１３人」（総合、日曜、後８・００）は静岡県伊豆の国市でグランド・プレミアを、ＴＢＳ系日曜劇場「ＤＣＵ～手錠を持ったダイバー～」（１６日スタート。日曜、後９・００）は東京・丸の内で３カ国同時リモート試写会＆舞台あいさつを、フジテレビ系“月９”「ミステリと言う勿れ」（１０日スタート。月曜、後９・００）は東京・台場で完成披露試写会＆成人式イベントを、それぞれ開催した。

　「ミステリと言う勿れ」で月９に初主演する俳優・菅田将暉（２８）は、共演の伊藤沙莉（２７）、尾上松也（３６）らと新春らしく和装で登場した。

　原作は田村由美氏の同名人気コミックで、密室での会話劇から事件の真相を解き明かす展開が特徴的。そのためセリフ量が膨大で「今までで１番。しゃべりすぎて口内炎ができて、しゃべれなくなりました。病院に行って治りました。意外とトマトが効くみたいで」と苦闘を打ち明けた。

　主題歌にはロックバンド・Ｋｉｎｇ　Ｇｎｕの新曲「カメレオン」が起用されることも発表され、メンバーがサプライズ登壇した。

　ボーカルの井口理（２８）はプライベートでも親交が深い菅田の素顔を、「『思い出職人』と呼ばれるくらい、旅行とかを企画する。いっぱい思い出をくれるので、それを曲に込めて、『Ｓｏｎｇ　Ｆｏｒ　将暉』で歌ってました」とジョーク交じりに紹介。予期せぬ暴露に、菅田は「めっちゃ恥ずかしいことを…。身内ネタを外で出しちゃダメなんだよ」と照れまくった。

　番組開始が成人の日となることから、客席には新成人６０人を招待。菅田は「ここにいらっしゃるということは、自分の興味ある物に時間を使って、足を運ぶ力がある人。その能力に自信を持って、好きな物を掘っていってください」と“大人の金言”を授けていた。