Ｘ　ＪＡＰＡＮ・ＹＯＳＨＩＫＩが２３日、都内で、「ＥＶＥＮＩＮＧ／ＢＲＥＡＫＦＡＳＴ　ｗｉｔｈ　ＹＯＳＨＩＫＩ　２０２２　ｉｎ　ＴＯＫＹＯ」の発表会見に登場した。コロナ感染拡大後は拠点の米・ロサンゼルスで生活し、１１月上旬に約２年ぶりに帰国。２０１４年から恒例だったディナーショーはコロナ禍で中止していたが、来年８月に３年ぶりの開催が決まり、２０公演を実施する。

　対面取材も１９年１２月の紅白歌合戦関連会見以来となり、本題に入る前に「ピアノ弾いちゃおうかな」と切り出すと、代表曲「Ｆｏｒｅｖｅｒ　Ｌｏｖｅ」を演奏し健在ぶりを印象づけた。当初は今週中に再渡米の予定も、感染状況を鑑みてキャンセル。日本滞在が延長され、「ラーメン、おいしいお寿司が食べたいです。おせち料理も食べられるのかな」と“故郷の味”を楽しめることを喜んだ。

　コロナ状況下での生活を、「６００日ぐらい外食してなくて。一人だけでご飯を食べていたので、そういう苦しみからすると２００公演できますね」とジョーク交じりに回想。ショーは最新技術を駆使した新たなスタイルも計画しており、「パンデミックを経験して、ハイブリッドなエンターテインメントになると予想しています。デジタルの世界でも同時に表現して、オンラインでも違った形で見られて」と構想を打ち明けた。

　会見ラストには、サンタクロースの帽子をかぶって「悪くない！！」とノリノリ。「きよしこの夜」を披露して、クリスマスムードに浸っていた。

　なお、ディナーショーのチケットは、この日から公式サイト（ｊｐ．ｙｏｓｈｉｋｉ．ｎｅｔ／ｉｎｆｏ／７６９／）で受け付け開始。