前衆院議員の丸山穂高氏が２日、ツイッターを更新。岸田文雄首相が、オミクロン株の感染拡大を受けた航空会社に対する日本着の国際線の新規予約停止の要請について、一律の要請は取りやめると航空会社に通知したことを受け、「やはり朝令暮改になりましたか」と皮肉った。

　続けて「日本批准済みの国際規約や入管法からみても整合性がなく、意味不明な施策だったので当然といえば当然ですが。オミクロン株に限らず、変異株は今までもこれからも絶えない中、感情的な世論に流され過ぎてはダメかと」とつづった。

　丸山氏は「国土交通省が国際線の新規予約停止を１２月末まで要請した」と報じられた１日から、「え！？これ帰られへんやん。外国人へはまだしも、憲法上保障されるはずの日本人なのに事実上自分の国に帰国できないとは。しかもいきなりの措置。ビザ切れると不法滞在か？」「さすがに、”要請”と誤魔化して実質的に日本人の帰国禁止措置は憲法上疑義があるのでは？これができるなら、もはや憲法改正いらんやん」と批判していた。

　さらにこの日になっても「さて『特段の事情』で年内に一度帰るかな？それとも年明けに伸ばすか。んー、岸田さんは朝令暮改も多いからなぁ。しかし、ほんと科学ではなく”感情論”に引っ張られてるんだなぁ日本は。デルタでもしなかったのにオミクロン以降の変異株では全部鎖国やるの？ｗ　現時点の情報で合理性に欠けると思うが」と言及した。

　結局、「朝令暮改」は予想的中した形。丸山氏は「てかオミクロンももう入ってるのでは？草　的なシュールさですね。名前がついてないだけで他のも。変異株は今までもそしてこれからも絶えない中で、感情的な世論に流されず合理的政策をやらないと」とも指摘している。