藤井四冠の誓い「より良い将棋見せたい」
将棋の竜王戦に勝利し、史上最年少で四冠となった藤井聡太竜王・王位・叡王・棋聖(19)の祝賀会が25日、岡山県倉敷市で開催され、藤井四冠は「苦しい場面もあり、課題を見つめ直して、より良い内容の将棋を見せられるように精進したい」とあいさつした。
藤井四冠は、豊島将之前竜王(31)との第34期竜王戦7番勝負で4連勝しタイトルを獲得。26、27日の倉敷市での第5局が行われなくなった。25日に予定されていた前夜祭もなくなり、代替行事として祝賀会が開かれた。
倉敷市を訪れるのは小3で優勝した大会以来といい、「プロを目指すきっかけの一つで、思い出の地を訪れることができた」と感慨深げだった。