松本潤 感謝の“再出発”出来は「99・9%」嵐活動休止後初の作品に手応え

 嵐・松本潤(38)が24日、都内で行われた主演映画「99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE」(12月30日公開)の完成報告イベントに、共演の香川照之(55)、杉咲花(24)、木村ひさし監督(54)とともに登壇した。松本は、今作の手応えについて「99・9%」と即答。「自信を持ってお届けできる作品に仕上がった。見てくださった方の感想で残りの0・1%を埋められると思う」と会心の出来に胸を張った。

 昨年いっぱいで嵐のグループでの活動を休止後、俳優として初めて臨んだ作品が今作。手応えを聞かれた松本は、「99・9ってとこじゃないですか。いい意味でテレビドラマを作ってきた空気感もあるし、映画館で見ても楽しめる部分もある。見てくださった方の感想で残りの0・1%を埋められると思う」とベストアンサーでうならせた。

 2016年と2018年にTBS系連ドラで放送された人気ドラマシリーズの映画化で、個性豊かな弁護士たちが99・9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく痛快リーガル・エンタテインメント。主人公の深山大翔を3年ぶりに演じたが「ブランクは感じなかったですね。現場で深山にすぐに戻った感じでした」としみじみ語った。

 座長としても、香川が「劇団」と名付けるほど息の合った現場をけん引した。バディを組んできた香川だけでなく、新ヒロインとして登場する杉咲も含め「みんなでスタンバイ待ちしているときとかもセリフを介してしゃべったり。チームプレーっていいなと思った瞬間でした」と松本。撮影のない日でも現場を訪れるなど、細やかな気配りと責任感で作品を完成させた。

 松本は「ガッツリ仕事をリスタートするタイミングでこの作品の撮影をさせて頂きました。『おかえり』と言ってもらえるようなところで仕事ができて本当に感謝」と感激していた。

 なお、公開前夜の12月29日にはドラマ「99.9-刑事専門弁護士-完全新作SP新たな出会い篇~映画公開前夜祭」が放送される。

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