作家で僧侶の故瀬戸内寂聴さんをしのぶ会が、京都市右京区嵯峨鳥居本仏餉田町7の1、事務所兼自宅「寂庵」で12月9日午後1時から4時まで開かれる。寂庵が22日、発表した。ファンらを対象とした会で、法話の会場として親しまれてきた瀬戸内さんの自坊で開催することにした。
祭壇と記帳台を設け、参加者は焼香をする。香典は辞退するという。作家らゆかりの人を招いたお別れの会は来年、東京で行われる予定。
瀬戸内さんは10月に体調を崩して京都市内の病院に入院し、11月9日に心不全で死去した。99歳だった。葬儀は13日に近親者で営まれた。