【山田美保子のミホコは見ていた!】ブレイク前夜「演歌第7世代」の主役・新浜レオン
今年のエンタメ界の「新語・流行語」に「演歌第7世代」がある。説明するまでもなく、「お笑い第7世代」の演歌・歌謡曲歌手版で、イケメンの若手歌手が所属事務所やレコード会社の垣根を越えて、絶賛活動中だ。
本紙とは特別版の紙面でも縁がある氷川きよしが「箱根八里の半次郎」でデビューし、「演歌界の貴公子」と呼ばれ始めたのは2000年のこと。実に21年の月日が経っている。
その後、「氷川に続け」とばかり多くの男性演歌歌手がデビュー。近年は「純烈」のブレイクもあり、「演歌男子」ブームは、ずっと続いていたのである。
折しも世は昭和歌謡ブーム。カバー曲も得意としてきた「演歌第7世代」は、もっと早くに盛り上がってもよさそうだったが、コロナ禍により、彼らはもちろん、ベテラン歌手でさえ、人前で歌う機会を奪われ、今に至る。
そんな中、吉幾三の弟子、細川たかしの弟子、グラビアやアイドルグループとしても活動するなど話題の若手歌手が続々デビュー。その中心に、父も演歌歌謡曲の歌い手であるイケメン2世歌手、新浜レオンがいる。
所属は「ビーイング」。もちろん演歌歌謡曲の歌手を手掛けるのは初めてのことなので、スタッフは戸惑うことも多かったそうだが、その分、他の歌手とは異なるアプローチで、異色のプロモーションをかけている。
10月30日には東京・丸の内の「COTTON CLUB」にて単独コンサートを開催。今月6日には、キティちゃんでおなじみの「サンリオ」とコラボした「れおすけ」なるキャラクターを引っ提げて、大分の「ハーモニーランド」でイベントを開催し、当然、子供たちの知名度も上げつつある新浜レオン。
大東文化大学在学中、「ミスターコンテスト」で優勝したモデル並みのルックスと、中高、甲子園を目指して取り組んだ野球に培われたスポーツマン精神、さらには、老若男女、誰からも愛されるチャーミングな人柄で、ファンを増やしつつある。
21日には「演歌第7世代」を代表して「サンデージャポン」(TBS系)出演も決定した。「新浜レオン」、覚えておくべき名前だ。