吉村知事 立憲民主に「何でも反対、批判から脱却してもらいたい」代表選告示で
大阪府の吉村洋文知事が19日、大阪府庁で会見。日本維新の会副代表も務める吉村知事は、この日、枝野幸男前代表の後任を決める立憲民主党代表選挙が告示され、逢坂誠二氏、小川淳也氏、泉健太氏、西村智奈美氏の4人が立候補したことについて受け止めを聞かれた。
吉村知事は「他党のことなので特にコメントはない」としながらも、「立憲民主党もとにかく何でも反対、とにかく批判、官僚をつるし上げる、スキャンダル追及…そういったことから脱却してもらいたい。自民党、与党が非常に強いので、われわれ維新としては自民党と勝負できる野党を目指していきたい」と思いを明かした。
そして、「手を挙げられている方で知っている方がいるが、立憲民主の皆さんが決めることなので僕がコメントすることではないが、僕らが目指す野党の姿はそう。今までの立憲と共産がくっつくやり方は僕は大反対。それを新代表の方がどういう風にされるかわからないが」と続けた。
4人の候補で代表就任したらやりやすい人物はいるかと聞かれると、「それはない」とした上で、「自民党が本当にびびるような野党が必要」と繰り返した。