玉川徹氏、満額支給問題の文通費はあくまで「経費」 日割り計算は「発想が給与」

 テレビ朝日の玉川徹氏が16日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」で、問題視されている国会議員の文書通信交通滞在費(文通費)の満額支給について、一部で日割りでとの声が上がっていることに「日割りというのは発想が給与」と語り「この際だから経費に切り替えたらいいんじゃないか」と提案した。

 番組では、日本維新の会の新人議員・小野泰輔議員が訴えた文通費問題を取り上げた。小野議員は10月31日の選挙だったにもかかわらず、当選者には10月分の文通費100万円が満額支給されたことを疑問視。波紋を呼んでいる。

 これに弁護士の菊間千乃氏は「組織に新しい風が入るって大事だなと、今回とても思った」としみじみ。「永田町の中にいると、もらえるのが当たり前、何も思わないが、外から入るとそれはおかしいと新人の方が仰ったおかげでこういう流れになって」と語り「今回の提言は良かったし、当然日割り計算でしょう」と語った。

 これに玉川氏は「議論が始まったのはいいが、本質からずれている。それは文通費が給与なのか経費なのか。日割りに、という発想が給与なんだと思うが違うと思う」と、文通費はあくまで“経費”なのではないかと主張。

 「政治に信頼がないのは透明性がないから」「透明性があればチェックが働くからおいそれとしたことはできない。透明性を担保するには経費にして全部公開」とも訴え「この際だから、経費にちゃんと切り替えたらいいんじゃないでしょうか」と提案した。

 これには菊間氏も「経費、かかってない」と納得の表情。玉川氏は「経費として一体何に使えるのか厳密に決めて、それぞれの上限を決めて余ったら返す。民間が普通にやっていることを国会議員もやるだけ」とコメントしていた。

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