“謝罪のプロ” 無免許当て逃げの木下都議会見にダメ出し、“正解”示す

 フジテレビ系「バイキングMORE」が11日、7月の東京都議選期間中に無免許運転で当て逃げ事故を起こし、公表せずに再選された木下富美子都議(55)が9日、東京都議会に再選後初めて登庁し、都議会で2回辞職勧告が決議されながらも辞職しない考えを明かしたことを改めて報道。ブランディング戦略家で“謝罪のプロ”の鈴鹿久美子氏はぶら下がり会見での木下都議の服装、仕草、回答のすべてにダメ出しして“正解”を示し、MCの坂上忍らを感心させた。

 鈴鹿氏は「まず、何の目的であの会見開いたのか全くわからないなあと。辞めたくないってこと言いたい、辞めないことの正当性を伝えたい、だったと思うんですよ。でも全く伝わらないんですよね。見た目からもそうですし、言葉からもそう」とバッサリ。

 木下都議の胸元が開いた赤いワンピースに派手な指輪を2つつけた服装にも「開いた胸元に目がいき謝罪内容が伝わらない。赤はエネルギッシュさを強調。相手に敵対心を覚えさせる」「謝罪の場で自分を良く見せる物は不要」と切り捨て、「グレーのジャケットスーツ、白の開襟シャツ」が基本だとした。

 仕草についても指摘。下を向いたり目をつむることが多かったことに「顔や目を見られたくない、まだ隠し事がある印象を与える」とし、謝罪しながらのお辞儀にも「言葉を発しながらお辞儀をすると、横柄な態度に捉えられる」と解説。「まっすぐ前を見てゆっくりとしゃべる」「言葉を発した後に15秒間お辞儀をする」のがマナーで、謝罪が伝わらないと解説した。

 また、無免許で運転した理由や、無免許で運転していた自覚を問われ、聴取を受けているため答えられないの一点張りだったことにも悪い印象しか与えないと断言。例えば「聴取を受けている内容で言えないのですが、当時の自分が情けなくてしょうがないです」などと、何か一つは答えを用意しておくべきだとした。

 MCの坂上忍は一つ一つにうなずき「オレね、鈴鹿さんがついてたらだいぶ印象変わったと思う」と話した。

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