女優の高畑充希（２９）が５日、都内で行われたＷＯＷＯＷの主演ドラマ「いりびと－異邦人－」（１１月２８日スタート、日曜、後１０・００、全５話）の完成報告会見に着物姿で登場した。

　美術館の副館長を務めるヒロインが、無名の天才画家を売りだそうとするうちに画壇の闇に触れていく、作家・原田マハ氏の小説が原作。京都が舞台とあって劇中でも着物を着用した高畑は「単純にテンションがあがります。目が幸せです」と笑みをこぼした。この日は京都らしい色合いと絵柄が描かれた美しい着物に、ほんのりレッドの口紅が印象的なメークだった。

　画家を演じた松重豊（５８）の怪演も話題。高畑ら共演者たちは「怖かった」と口をそろえ、苦笑いの松重は「ありえない修羅場を演じなきゃいけなかったので難しかったですね」と振り返っていた。