元Ｖ６のメンバーたちが解散から一夜明けた２日、新たなスタートを切った。俳優・岡田准一（４０）は都内で行われた主演映画「燃えよ剣」の公開御礼舞台あいさつに、共演の鈴木亮平（３８）、Ｈｅｙ！　Ｓａｙ！　ＪＵＭＰ・山田涼介（２８）と出席し、心境を明かした。また、三宅健（４２）は同日午前０時から自身がパーソナリティーを務めるＢａｙＦＭ「三宅健のラヂオ」に生出演。グループやメンバーへの変わらぬ思いを口にした。

　２６年に及ぶグループ活動に終止符を打ったばかりの岡田は、新しいスタートに、改まった表情であいさつした。「自分から言いますが…」と切り出し、「自分としては、Ｖ６という長い間やってきた活動が終わる中、そういうときに公開される映画ということで。延期になってこのタイミングになったんですが、自分にとって大事な作品を見ていただけたのはうれしく思います」と心境を語った。

　前夜はデビュー曲「ＭＵＳＩＣ　ＦＯＲ　ＴＨＥ　ＰＥＯＰＬＥ」など全４１曲をパフォーマンス。大勢のファンや事務所の先輩、後輩たちに見守られながらフィナーレを飾った。ラストステージの興奮は冷めやらず、「きのうは、さすがに寝られなくて」と岡田。「嵐のマツジュン（松本潤）がくれた（デビューイヤーの）９５年もののワインを飲んで、眠れない夜を過ごして。変わらない日常を送ろうと朝、トレーニングして来たので眠いです」と打ち明け、笑いを誘った。

　また、この日は、黒いスーツに、ピカピカのブラウンの革靴で登場。「中居（正広）君がくれた、『Ｖ６』と『岡田』って刻まれた靴を履きながらここに立っています」と明かした。数日前にタレント・中居正広（４９）からメンバー６人全員に贈られたねぎらいのプレゼントで、左足のかかと内側に「Ｖ６」、同外側に「ＯＫＡＤＡ」と刻印されている。ともにジャニーズの一時代を築いてきた先輩の粋な計らいにさっそく応え、岡田が新たな第一歩を踏み出した。