上重聡アナ 引退前の松坂大輔に頼まれ荒川でキャッチボール「痛そうで。涙、涙で」

 日本テレビの上重聡アナウンサー(41)が24日、同局情報番組「シューイチ」に出演し、同い年で高校時代にライバルだった西武・松坂大輔投手(41)の引退試合を伝えた。

 19日の最後の登板もメットライフドームで見た上重アナは、「改めて日本一マウンドが似合う男だなと思いました。振りかぶった格好良さだったり、マウンドでの仕草は、我々同級生ですがまねしてました。いちファンだった」と語った。

 「実は」と引退試合の1週間ほど前に、松坂から「キャッチボールを付き合ってほしい」と頼まれたことを明かし「荒川の河川敷で2人でキャッチボールしました」と語った。

 「そのときも1球1球、本当に痛そうで。あの日のために練習したいということで、キャッチボールに付き合ってくれと。涙、涙でボールが見えなかったんですけど」と振り返った。

 「体はボロボロだったと思うんですが、あのマウンドに立てたこと自体が、最後まで平成の怪物だった。普通の人だったら立てなかったのでは」とねぎらった。

 PL学園エースだった上重アナは、横浜高校のエースだった松坂と2度、甲子園で対戦。1998年の選抜では準決勝で、夏の甲子園では準々決勝でいずれも松坂と投げ合い、敗れている。延長17回の熱戦となった夏の甲子園は今も語り草となっている。

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