入院中の乳児10人が顔青白く 井戸水原因?群馬大病院で「メトヘモグロビン血症」

 群馬大(前橋市)は20日、群馬大病院内からくみ上げた井戸水を使った飲料水を飲んだ乳児10人が、血液中の酸素が体内に行き渡りにくくなる「メトヘモグロビン血症」を発症したと発表した。いずれも快方に向かっているという。飲料水からは基準値を超える窒素化合物が検出され、水の供給を止めて原因を調べる。21日から全ての診療科で外来を見合わせる。

 群馬大病院では井戸水を浄化して飲料水などに使用していた。群馬大によると、19日午後、新生児集中治療室(NICU)などで入院中の乳児の顔が青白くなり、血液検査をして判明した。粉ミルクを溶いて飲ませたことが共通していたため、使用した水を調べたところ、最大で基準値の約1万2000倍の亜硝酸態窒素が検出された。

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