関ジャニ∞の村上信五（３９）が、来年２月４日に開幕する北京五輪で、フジテレビ系「北京２０２２オリンピック」のメーンキャスターを務めることが２０日、分かった。村上が五輪キャスターを務めるのは、今夏の同局系「東京２０２０オリンピック」に続き、２大会連続２度目。“五輪の顔”として、真冬の熱き戦いの様子を余すところなく伝える。

　２大会連続で大役を担う村上は「アスリートの想いや戦う姿をお伝えすることが再度できるのは、もちろん、うれしくもあり責任もありますが、関わらせていただけることには喜びしかございません」と心境を語った。

　東京五輪はじめさまざまなスポーツ取材で培った豊富な知識、アスリートへの敬意と愛情は村上の武器。同局スポーツ部の蓮沼貴宏チーフプロデューサーは「村上さんなら東京でともった希望の光を絶やすことなく、北京での熱い戦いや感動を伝えることができると確信しました」と、起用理由を力説した。

　「アスリートの皆さんのすごさ、細やかな部分をできる限り分かりやすく、視覚的には分からなかったりするマインドもしっかりとお伝えしたい」と村上。北京での取材も初挑戦となり「現状、中国国内の方しかいない有観客の様子や、オリンピックならではの緊張感や、選手の最新の詳細、コンディションや動向を、選手の足手まといにならないように皆さまにお伝えできることを楽しみにしております」と、胸を高鳴らせている。

　北京で気になる選手は、かつて取材した女子スピードスケートの高木美帆選手（２７）、男子フィギュアスケートの鍵山優真選手（１８）。３大会連続金メダルの期待がかかる男子フィギュア・羽生結弦選手（２６）についても「期待値の高さは言うまでもありませんが、金メダルの結果、大会期間中の一挙手一投足に注目が集まると思いますので、全てのコメントにも注目したい」と、余すことなく伝えるつもりだ。