水ダウ、おぼん・こぼん衝撃の不仲理由が明らかに 決定打は「漫才協会選挙」

 ベテラン漫才コンビのおぼん・こぼんの驚きの不仲理由が、29日にTBS系で放送された「水曜日のダウンタウン」で明かされた。

 2年前の同番組で放送された「芸人解散ドッキリ師匠クラスの方が切ない説」で、こぼんがおしぼりを投げつけるなど大荒れとなり、不仲が浮き彫りとなった。その後、催眠術で仲直りする企画も放送されたが、一層溝は深まり、現在も「絶賛仲違い中」だという。

 そんな2人に仲直りしてもらおうと、新たなプロジェクトが進行。「おぼん・こぼんヒストリー」として、1人1人、映画館に呼び出し、単独でVTRを見てもらった。

 高校時代の同級生だった2人は大の仲良しだった。一緒に上京し、赤坂のクラブでショーの腕を磨き、「お笑いスター誕生」10週勝ち抜きで一躍スターに。お互いの家族を連れ旅行に行くほどの仲の良さで、2人を知る高校の同級生も、お笑いスター誕生で一緒だったB&Bの島田洋七も2人は「仲が良かった」と証言している。

 そんな2人がなぜ、仲が悪くなってしまったのか。2人のマネジャーが「決定的にこうなっちゃったのは、やはり漫才協会の件、選挙の件」と告白したのだ。

 15年に行われた漫才協会の理事選挙。現場にいたナイツがそのときの様子を克明に語った。

 それによると、その時の理事選では1位青空球児、2位がナイツ塙、3位がこぼん、4位がおぼんの投票順位になったという。塙は「今までこぼん師匠がおぼん師匠の票を上回ることはなかった」といい、そのとき初めて順位が逆転しという。

 だがこれにおぼんが激怒。「おれは漫才協会のために何十年もやってきたのに、なんでこぼんより票が少ないんだ」と言いだし、「こぼんはお菓子やパンを買ってきて楽屋においてロビー活動をしただけなのに、なんでこぼんより下なんだ」と訴え、それから1年、漫才協会に来なくなってしまったという。

 理事として何十年も奮闘してきた活動を認めてもらえなかったと感じてしまったおぼん。一方で、1年間、理事の仕事をほっぽり出して来なかったことを怒っているこぼん。ナイツはどちらの想いにも理解を示し「どっちもどっちなんですよ」と語った。

 その後「第2の事件」として、ステージで、お互い殴り合いのケンカをしてしまったことで、関係の修復は不可能に。赤裸々に語ったナイツは「初めてですよ、ここまでの真相をテレビで言うのは」と語っていた。

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