鶴瓶 共演アナ「無報酬」告白に動揺「局が払ってると」

 落語家・笑福亭鶴瓶が19日、ニッポン放送「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」に大阪からリモート出演。「2021年日本民間放送連盟賞ラジオ番組部門中央審査」の「生ワイド番組部門」で優秀賞を獲得したことが報告され、鶴瓶は「2000ぐらいの番組から優秀賞というのはM-1で決勝に行ったようなもん。これから人気でるで」と胸を張った。

 東京から出演したフリーの上柳昌彦アナウンサーは「笑福亭鶴瓶とリスナーとの打ち合わせなしのガチンコトークは毎回、笑い声にあふれ、コロナ禍で頑張っているリスナーに勇気を与えてきた。人との出会いを大切にするパーソナリティーの人間力や、相方の上柳昌彦アナウンサーのプロとしての底力に感銘を受けた。生ワイドの面白さが凝縮されており、聞き応えがある」寸評を読み上げた後、「この中で唯一、無報酬でこの番組に参加してるのは僕だけですからね」とまさかの告白。

 鶴瓶が「やらしいこと言いないな。とうとうそんなこと言い出したな」とたしなめたが、上柳アナは「『上ちゃん、せっかく来たら、まあええやん、そこ座ったら』というところからずーーーっとそれが続いてるんですもんね。すごいですよ考えたら。ただただ毎週、鶴瓶さんの話を聞きたくてここに来ている普通の人ですから、私」と事情を説明した。

 鶴瓶は関係者に「なんぼか(上柳アナに)払え!」と声を張ると、「オレ、ニッポン放送が払ってると思ってたら払ってないんかい」と動揺。上柳アナが「払ってくれないですね」と明かすと、鶴瓶は「やらしいこと言い出した」とぼやき、ニッポン放送や自身の事務所に「払えや!」と再び要求し、笑わせた。

 番組表にも名前が載っていないことも聞かされ、「載したってくれ。頼むわ。どっちかにしたってくれ。ギャラ払うか」と切実なトーンで願い出て、その後も「それ考えるわ、ホンマな」「知らんかった。払うわ」と話していた。

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