中山優馬 ハンサム系昭和ロックンローラーに「こんな厚底を履かせていただいて」
俳優の中山優馬(27)が17日、東京・日本青年館ホールで行われた主演舞台「ロック☆オペラ『ザ・パンデモニアム・ロック・ショー~The Pandemonium Rock Show~』」(18日~10月3日、同ホール。10月8~11日、大阪・森ノ宮ピロティホール)初日前会見に、作・作詞・楽曲プロデュース担当の森雪之丞氏(67)、音楽担当の亀田誠治氏(57)、共演の浜中文一(33)らと登場した。
昭和の音楽界を舞台に、激動の時代を生きる若者を描いた音楽群像劇。中山はビートルズの来日に沸く日本で、ロックの魅力に取りつかれ、人気ロックバンドのボーカルとなる主人公・楠瀬を演じ、昭和のロックサウンドを歌い上げる。
作中の衣装である、当時のロックンローラー服で登壇した中山は「やっとこの日が来たかという気分。稽古が始まってここまで、毎日不安の中にいるような感じでした。今この格好でみなさんの前に立てることがうれしくて、こんな厚底(靴)を履かせていただいて、早くこの世界をお伝えしたかったです」と心境を明かした。
当時を知る森氏は中山を見て「優馬の服装はハンサム系の感じ。昔、サラリーマンや新入社員でもこのくらい髪をのばしていて、そこそこ厚い靴を履いていた。ルックスやスタイルに自信がないと、なかなかできない格好」と当時を振り返った。