鈴木哲夫氏 野田聖子氏の出馬可能性に「どの陣営も痛い」と解説

 テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」が16日、17日告示の自民党総裁選に野田聖子元総務相(61)が立候補する可能性が高まったと報じ、ジャーナリスト・鈴木哲夫氏は「どの陣営も痛い」と解説した。

 既に岸田文雄前政調会長と高市早苗前総務相、河野太郎行政改革担当相の3人が立候補を表明している。鈴木氏は「どの陣営も多少削られていく可能性がある。逆に言えば、どの陣営の票を野田さんが取っちゃうのかっていうところで決まってくる。野田さんはおそらく改革の方に入ってくる。そうなってくると、取るのは既存の権力をキープしていこうっていう方を取る可能性もある」と説明。

 キャスターの羽鳥慎一が「岸田さんとか、高市さんの方を取るって?」と聞くと、鈴木氏は「そうそうそう。だから岸田陣営、高市陣営がちょっと危ないって言ってるのはそういうこと。ただ、同じ改革でも河野さんと思ってたけど、女性初の総理いいじゃないかっていうことで票が流れていくこともある。だから、どの陣営も痛い。そうなると、単独過半数取れなくなる可能性もあるということ」と、多方面への影響を指摘した。

 テレビ朝日の玉川徹氏は「野田さんがもし出ないのであれば、河野さん有利だと思ってた。1回目の投票で決めてしまう可能性があるのかと思ってたんですけれども、野田さんが出るってことになると割れますよね。決選投票になると、河野さん不利だと思う」と、野田氏の立候補で候補者が4人になることで河野氏の1回目投票での過半数獲得が難しくなると見通した。

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