臨床心理士が藤井三冠の強さ分析 「目で自分の世界を守っている」

 フジテレビ系「バイキングMORE」が14日、藤井聡太二冠(19)が13日に行われた将棋の叡王戦5番勝負の第5局で豊島将之叡王(31)に111手で勝利。3勝2敗で初獲得し19歳1カ月の最年少で三冠になったと報じ、臨床心理士・藤井靖氏が強さの秘密を分析した。

 藤井氏は「とにかく、めちゃくちゃ頭の回転は速いと思う」と断言。自身も将棋が好きで、ネット中継の藤井新三冠だけを見られるマルチアングルで表情を見ているといい「動揺って顔の上半分に表れる。マスクをしててもそれがわかるはずだが、わからないぐらい自分の世界をきっちり作れる方」と見た。

 さらに「一つのポイントは目で、目で自分の世界を守っている」と指摘。「目をつぶったりとか、あえて前のめりになって視界を狭くしたりして自分の世界をきちっと守るということが、勝負飯であってもおやつであっても、そうだと思う」と説明した。

 将棋好きというだけあって、藤井氏も13日の熱戦を振り返りながら興奮。戦型を「相掛かりっていって、今まであんまり使ってない、半年ぐらい前から採用したやつですごい勝ってて、今回も素人目に見ると、豊島さん2枚銀といって銀を2枚攻めに使うというのはすごいんですよ。藤井さんも、金を相手陣に持ってきて、ホントにもう素人目に見て切った張ったのやり合いなんですけど。どう対応するかなと思ったら、9七桂っていう…」と熱弁。

 同じく生出演の加藤一二三・九段が挙げた勝負の決め手に触れたところで、MCの坂上忍が「藤井さんもそこ注目した?」と聞くと、藤井氏は「いや、もう僕なんかもちろんわかりませんし、AIがブルブルブルってなったんですよ。形成がよくわかんない。AIを超えたってことですよね」と感心したように話した。

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