ビートたけし（７４）が４日夜、つるはしを持った男に襲撃された事件が、海外メディアでも大きなニュースとして速報されていたことが８日までに分かった。

　米有名芸能情報サイト「ＴＭＺ」が６日、「ＢＲＥＡＫＩＮＧ　ＮＥＷＳ」（ニュース速報）として“映画監督のタケシ・キタノがつるはしで襲われる”との見だしで速報。「有名な日本の俳優で監督のタケシ・キタノが４日、芸能界に入れてくれなかったと怒る男につるはしで襲われた」「幸いなことに、キタノにはケガはない」「男は６月、キタノの車の前で土下座して、芸能界に入れてくれと頼んだが冷たくされたと供述している」などと事件の詳細を伝えている。

　また、たけしの経歴として監督作「ＨＡＮＡ－ＢＩ』でベネチア映画祭でグランプリにあたる金獅子賞を受賞したこと、ほかにも「アウトレイジ」などの作品を伝えている。

　たけしは４日夜、ＴＢＳ「新・情報７ｄａｙｓニュースキャスター」の生放送出演後、車で局を離れる際、千葉県の４０代無職の男につるはしで襲撃された。男は刃渡り約１０センチの小刀を所持していたため銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕された。