NMB最後の1期生・白間美瑠、涙の卒業公演 後輩にゲキ「やったもん勝ち」

 NMB48・白間美瑠(23)の卒業公演となる「みっくすじゅーす 白間美瑠プロデュース『大阪魂、捨てたらあかん』」公演が31日、大阪・なんばのNMB48劇場で行われた。最後の1期生・白間は黒田楓和、新澤菜央、南羽諒、山崎亜美瑠、加藤夕夏、川上千尋、出口結菜の後輩7人とともにパフォーマンス。円陣での声出しからスタートし、「母校へ帰れ!」「ササササイコー」「ワロタピーポー」などを披露した。

 セレモニー前に白いドレス姿で登場した白間は「いつもの椅子」の途中で涙があふれた。「泣いちゃった~。皆さんの顔を見てたら泣いちゃった。思い出がわき出してきて~」と心境を明かした。それでも、涙はその瞬間だけで、後は持ち前の明るい笑顔を振りまいた。

 「私は2011年1月1日にこのNMB48シアターに初めて立たせていただいて、そこから毎日通い、たくさんの時間が私を成長させてくれました。このステージに立って見えるステキな景色を一生忘れません」とあいさつ。スタッフを母親、メンバーを姉妹、自身のファンを父親に例えた。ファンに対しては「どんなことがあっても皆さんの笑顔をずっと守り続けます」と15日の大阪城ホールでの卒業コンサートで約束したことを改めて誓った。

 また、最後の1期生として後輩にメッセージを残した。新澤、南、山崎、出口、黒田の若手には「1期生がいなくなったら出たもん勝ち。やったもん勝ちやと思うから」と背中を押し、一方で加藤&川上のベテランには「後輩に譲らなあかんとか葛藤あると思うけど、そんなん関係ない」とゲキを飛ばした。

 終演のあいさつ後も「これで最後?私。無理。最後の感じしやん。どうしよう」と実感のなさに戸惑いつつ、「頼もしい後輩がたくさんいるので新しいNMB48を作り上げると思います」と未来を託し、約11年のアイドル生活に区切りをつけた。

 白間は2010年に山本彩、渡辺美優紀らと同時に中学1年生(12歳)でグループに加入。年少メンバーで、周りの“お姉さん”たちと比較して体力面で劣っていたため、負けないようにと握手会後に体力作りでランニングする努力家だったという。頑張りは実を結び、着実に人気もスキルもアップしていった。

 14年発売の10作目シングル「らしくない」で矢倉楓子とともに初のセンターを務めた。選抜総選挙では14年に43位で初ランクイン。以降は15年が34位、16年は24位と順位を上げて17年に自己最高の12位で選抜入り。18年は20位だった。

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