倉持仁院長 「減ってきたかも!第5波」、数が減るときは新たな変異の可能性も
宇都宮市「インターパーク倉持呼吸器内科」の倉持仁院長が30日、ツイッターに「減ってきたかも!第5波」と投稿するとともに、子供に感染が広がっていることに警鐘を鳴らした。また、政治に期待することも述べた。
倉持院長は動画を投稿し、「8月30日の夕方です。幸いですね、ここ数日の印象ではちょっとコロナの患者さんが減ってきているような状況にもなりそうな感じで、すこし嬉しいんですけれども」と医師としての実感を述べた。その上で倉持氏は「一方で学校が始まったりということもありますので油断はしてはいけない」と夏休みが終了することから引き続き十分な対策が必要であると述べた。
倉持院長は「すみやかに終わってくれればいいけれども、今までもそうだったんですが、感染の数が減るときというのは新たなウイルスが変異して増えているときという可能性を常に考えなければいけない」とさらなる変異株の出現を憂慮した。
また、第5波で子供に感染が広がっていることに危惧を示した上で、「早期診断、早期治療をすることで多くの方が亡くならないですむ病気になってきている」とも指摘。「コロナの医療に関することは医療現場に任せて。医療現場がきちんとしたコロナ診療ができる体制を政治の側にはやっていただきたい。そういう人がリーダーシップを発揮してコロナ対策を進めていただかないといけない」と政治への期待を語った。