フジテレビ系「バイキングＭＯＲＥ」が２４日、この日開幕のパラリンピックを子どもたちに直接観戦させる「学校連携プログラム」を取り上げ、タレントのヒロミは「オリンピックとパラリンピックに関してだけ、小池さんもすごく強めに『強化を進めています』って。橋本さんも」と、通常の感染対策を話すときと比べて饒舌な様子をチクリと皮肉った。

　パラリンピックではすでに全会場での無観客が決まっているが、子どもたちが観戦する「学校連携プログラム」は実施。東京都だけで約１３万２０００人が足を運ぶ予定だ。

　２３日には東京五輪パラリンピック組織委員会・橋本聖子会長が「自治体と連携して感染症対策に臨んでいる。子どもたちが心から楽しんでもらえる空間をつくるよう努力していきたい」と話し、東京の小池百合子知事も「本人・保護者の方に安心していただくために学校関係者と連携し、安全対策の強化を進めている」と、やる気満々。東京都は全児童にＰＣＲ検査や抗原検査を行う方向で調整しているという。

　子どもたちの観戦について、ヒロミは「本当は見せてあげたいし、この先見れることないっちゃそうなんだけど…」と、難しい状況を思いやった。

　続けて「ただこれ、オリンピックとパラリンピックに関してだけ、小池さんとかもすごく強めに『強化を進めています』って。これにはこんだけはっきり言えんだから、他もちゃんとやってくれりゃいいんだけどね。これに関してだけは橋本さんもそうなんだけど、すごく安心安全ですっていうのだけはきっちり言う」と苦言を呈した。