東京五輪・卓球混合ダブルスで金、男子団体で銅を獲得した水谷隼（３２）が９日、フジテレビ系「ジャンクＳＰＯＲＴＳ」に生出演し、ペアを組んだ伊藤美誠（２０）との関係について、「いつもイエスマンになります。尻に敷かれているというか」と答えて共演者を驚かせた。

　番組には柔道男子６６キロ級金メダリストの阿部一二三も出演。阿部が「男女のペアは難しそう。うまくやるコツは。柔道に男女ペアはない」と水谷に尋ねた。水谷は「僕はいつもイエスマンになります。尻に敷かれているというか」と答え、伊藤が「明日練習しようね」と言うと「イエース！」、「明日１０時半ね」と言うと「イエース！」とユーモアをまじえて話した。

　ＭＣのダウンタウン浜田が驚きながら、練習時間はどっちが決めるのかを尋ねた。水谷は「全部、伊藤選手の主導なので。僕に権限ないんです。長いな、長いな苦しいなと」と語った。共演者から「先輩なのに」と不思議がる声があがった。

　水谷は「彼女は世界のトップ選手ですから。僕は付いていくだけです」とし、「僕も頑張らなければいけない。つい、甘えてしまうというか。伊藤選手は本当に練習量が多いんです。すごい真面目でずっと練習している。僕はなんとか彼女に食らいついていく」と語った。